リフォーム会社の選び方
リフォーム会社の探し方
リフォームをする場合まず、誰に、どの会社にリフォームを依頼するかを決めなければなりません。 リフォーム会社を捜す方法として、あなたが現在しているようなインターネット検索が今では最も一般的な方法かもしれません。
他には・・・
- 地元の新聞の枠広告(地域版)
- 広告の折り込みチラシ
- 近所の業者
- 街の看板
- 知人の紹介
- 地域の情報誌
- 電話帳広告
- 地域の地図広告etc
他にも色々な方法があるかもしれませんが、思い当たるだけでこれだけあります。
リフォーム会社の種類
では実際にリフォームをする際どんな会社に依頼したらよいのでしょうか?
建築系の会社では、ハウスメーカー、工務店、設計事務所、リフォーム会社等があります。 各専門工事業者では弊社のような屋根・外壁であったり、大工、サッシ、エクステリア、外構、水道、板金、塗装、コーキング、防水、左官、ブロック、インテリア、庭石、解体等・・・・・・があります。
ハウスメーカー、工務店、設計事務所、リフォーム会社、大工の場合は、その関連した各職人がおり、大工工事を中心に何でも対応できる会社も多くあります。 大工工事とは、大工が木を使い、ノコギリやカンナで木を刻んだり釘で打ったりする工事のことです。 新築、増改築、リノーベーションとよばれる大改造工事などがこれに当たります。 あなたが新築をはじめ、大きなリフォーム工事を希望する場合は大工工事が得意な会社が良いと思います。
しかし専門的な工事、例えば瓦の葺き替え、外壁塗装などは大工の木工事があまりありません。 もちろん屋根工事の場合下地補修やコンパネ張り等は大工工事に当たりますが、これくらいのカンタンなことであれば 瓦屋や板金屋も自分で出来ますのでわざわざ大工さんを頼むことも少ないと思います。 そう考えると、大工工事が多いときは大工さんに依頼し、大工工事が関係ない部位のリフォームであれば、それぞれ専門性の高いところへ頼んだ方が得策だと思います。 しかし例外として、例えば家を建ててもらった工務店、ハウスメーカーと長いお付き合いを望む場合、職人に直接頼んだ方が安いからと言って「浮気」はしない方が良いと思います。 工務店、ハウスメーカーさんは自分のお客さんに裏切られたと言う感情を持つかも知れませんし、今後の付き合い方も変わって来るかも知れませんから。
それぞれのメリット・デメリット
長所 | 短所 |
大きい会社なので人材育成もしっかりしていて アフターが安心(会社の将来性が安心) |
弊社のような末端の職人価格の倍以上? 営業さんに素人の方が多く、納得できる説明が |
長所 | 短所 |
社長自身が大工か建築士が多く家全体に詳しい 地元で長く生きているので安心 大工を抱えているのでちょっとした事であれば |
職人に頼むよりも少し割高 職人気質の経営者が多いので話もざっくばらんな感じ 営業マンがいればあまり専門知識に欠ける |
長所 | 短所 |
リフォーム専門で施工事例が多く安心 マナー、礼儀を職人に訓練している |
ブローカーのような営業会社が多い 小さな工事でも下請け任せ ハシゴ一本さえ持っていない会社もある |
長所 | 短所 |
工事金額が職人の手間と材料費でお値打ち 職人自ら打ち合わせから工事、集金までするので「言った言わないのはなしになりづらい」 |
礼儀面が教育されていない 工務店の下請けをしている業者がほとんどで 後回しにされやすい 専門的な言葉を使い丸めこもうとすることが多 |
一般的にハウスメーカー、工務店、リフォーム会社、職人の長所・短所を並べてみました。
私が勝手に思っていることなので事実と反することも多いでしょうし、何よりハウスメーカーでも 色々ありますし、工務店、リフォーム会社、職人も色々です。
お客さまが望むのは「価格がお値打ちで、工事の良心的」な会社でしょう。 でも結局のところ「価格が安くても雑な工事」と「価格は高いけどすばらしい工事」であれば どちらを希望されるでしょうか? 私なら後者です。
「安物買いの銭失い」という言葉がありますが、安くて雑な工事をしたために後でものすごいお金がかかったと言う話はよく聞く話です。 ただリフォームの場合、極まれに「高くて粗悪な工事」ありますのでご注意ください。
お客様に対して「正直」「誠実」「感謝」
私の取引先の工務店の多くはチラシや広告などは一切なしで口コミや評判だけで会社を運営されている会社が多くあります。 私どももその取引先の工務店の信用にかけてよい工事をする事に心がけてます。
ハウスメーカーでも良いメーカー悪いメーカーがあり、工務店でも良い工務店、悪い工務店があります。リフォーム会社だって、職人だって良いところもあるし 悪いところもあります。 結局は、その会社の人なりや社長の人格や考え方ではないでしょうか。 従業員がいくら良い人でも、会社の代表者が不誠実な人間であれば良い工事は出来ません。
私も社員に見限られないような考え方をし、お客様に対しては常に「正直」「誠実」「感謝」の気持ちで良い仕事をしていきたいと思っております。